鉄筋工事とは未来に残る仕事
鉄筋工事について、どんな内容の仕事なのか分からない方もおられるでしょう。
私たちの周りにあるマンションやビル、施設、橋などのコンクリートには、中に鉄の棒が多数使用されております。その鉄の棒が鉄筋であり、コンクリートをより強固にすることが目的です。
この構造を鉄筋コンクリート造と呼び、弊社は重要な役割を担う、鉄筋に関する各種施工を手掛けております。
現在の建設業界
建設業界と聞くと、怖い人が多そう、肉体労働で辛そうといったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。これまでは建設業界といえば、きつい、辛い、汚いの3Kがついて回りましたが、この業界は今大きく変わりつつあります。
中小施工業者だけでなく、大手建設会社でも残業をなくす工夫や安全対策など、職場環境改善に乗り出しております。
力仕事だけではないという事実
鉄筋工事は決して力仕事だけではありません。
効率アップを考えたり、工法の改善を行ったりと、日々頭を使いながら施工にあたるのが現代の職人の姿です。人の力だけではなく、ITの力にも頼りながら業務を進めております。
安全対策の徹底
建設業界は常に危険と隣り合わせ。このことが変わることはありませんが、近年はどの会社でも必ず安全対策を行い、事故・災害防止に努めております。
声掛けの徹底や、未経験者には無理のない作業をさせるなど、職人間の意識も大きく変化してきております。
建設業界の課題
昨今は鉄筋工事業界だけでなく、建設業界全体で様々な課題が山積みです。私たちはこの課題を一つひとつクリアし、業界の活性化と職人の働きやすい環境づくりを行わねばなりません。
熟練職人の高齢化
建設業界は経験豊富な熟練職人の高齢化が深刻です。さらに数年後には、この問題がより顕著になると見られており、現在は活躍している職人も定年もしくは定年近くを迎えてしまいます。
若手の職人不足
建設業界へのイメージがあまり良くなく、若者の参入が少ないのが現状です。しかし将来的に独立を目指したい、手に職をつけたいと建設業界に飛び込む若者も、徐々に増えてきております。
教育体制の課題
現場で未経験者に指導を行う時間や余裕がなく、放置したままという会社も存在しております。日常業務と並行して人材教育を行うことが、なかなか難しいというのが現状であり課題です。